新型コロナの流行のインパクトは歴史的なものとなっています。人との直接的な接触が制限され、仕事のみならずライフスタイルにも大きな影響が出てきています。おそらく、新型コロナが収まった後も、その影響は続いていくでしょう。私たちは新しいライフスタイルを模索する必要があるのです。
しかし、ライフスタイルを変える必要性は新型コロナが流行する前から広がり始めていました。リンダ・グラットンの『ライフシフト』によって「人生100年時代」を見据えた働き方、生き方を模索する必要がでていたのです。それが、新型コロナの影響によって一気に加速することになりました。
当社はドラッカー経営を実践する立場として、こうした新しい時代における新しい働き方、ライフスタイルをドラッカーの視点で考え直さなければと思っています。「今、ドラッカーが生きていたらどのような提案をするだろうか」といった問題意識で、新しい働き方のコンセプトを考えたいと思っています。
今年は、あらゆる企業、組織、人が積極的な打ち手を出せない年になっています。しかし、こうした年であるからこそ、深く考え、次の行動のために準備しなければなりません。当社は、今年を「ドラッカー経営を刷新する年」と位置付け、これまでの当社の提起したコンセプトを見直し、新しいコンセプトを提案してまいりたいと考えております。
皆様にも新しいアイディアについてご意見を頂くこともあるかと思いますが、その節はよろしくお願いいたします。