ハイブリッドワークライフはドラッカーのマネジメント論に基づき、知識労働が増える現代社会の中でのよりよい生き方を模索するコンセプトです。ドラッカーのマネジメント論の中心には「成果」があります。人は成果をあげることで社会や組織の中で居場所を見つけるのです。成果がなければその居場所は不安定なものとなります。
ハイブリッドワークライフは自分の人生の経営者として、主体的に行動する人を少しでも増やそうとするコンセプトです。
そこで、ハイブリッドワークライフのコンセプトをわかりやすく伝えるために10の原則をまとめてみました。この原則は今後改訂される可能性もありますが、ハイブリッドワークライフの全体像をわかりやすく理解するためのツールという位置づけのものです。
ハイブリッドワークライフの10原則
1. すべての人は自分の人生の経営者である。
2. 人生全体の成果を最大化する。
3. 成果にはやりがい、達成感、成長の実感などが含まれる。
4. 仕事とプライベートの境界線は消失する。
5. 人は成果をあげることで社会や組織における居場所を作る。
6. 自由とは自らの意思による責任ある選択である。
7. 自ら決定し行動することを主体的という。
8. 責任ある個人は社会や組織の資産である。
9. 社会や組織は人の責任ある選択に報いなければならない。
10. 人は主体的に学び、行動し続けなければならない。