ハイブリッドワークライフでは人生の成果を最大化することを目指します。
それには、三つの領域に時間を配分することが必要です。
一つは、現在の成果、二つ目は、将来の成果のための準備、三つ目は活動の土台となる肉体的・精神的・社会的な健康です。
現在の成果に集中しすぎると、将来の成果や健康が損なわれます。将来に目を向けすぎて現在の成果をおろそかにすると経済的な土台が揺らぎます。健康であっても成果が出なければ幸せになりません。
しかし、これら三つの領域は重なり合っています。現在の仕事の中には将来のための能力開発の要素があります。プライベートの娯楽も現在や将来の成果に紐づけしたほうがよいでしょう。
こう考えていくと、あらゆる時間を積極的に使うことが重要であることが分かります。遊びであっても成果につながる要素があったほうが明らかに得なのです。
ハイブリッドワークライフではオンとオフの区別をあまり重視しません。それは、24時間働き詰めに働くということではなく、仕事自体にも楽しみがあり、楽しんでいる時間にも成果につながる要素を見出すということです。
つまり、楽しむことと成果をあげることを一体化させるという考え方なのです。
プライベートで勉強をしている時に、思わぬアイディアがひらめけば、それは楽しいことなのです。
もちろん、あらゆる時間が「楽しい」と感じることはないでしょう。しかし、エベレストの登頂や金メダルを目指す練習などのプロセスも決して「楽しい」だけのものではないでしょう。なぜ、そのように楽しくないことをするかといえば、その先にある、かけがえのない楽しさを求める空に他なりません。
2021.07.06更新
ハイブリッドワークライフ -三つの領域に時間を使う
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