ハイブリッドワークライフは、ワークライフバランス、ワークライフインテグレーションという考え方に対比してつけた名称です。
ワークライフバランスやワークライフインテグレーションは、企業の労務管理の視点に立っています。これに対し、ハイブリッドワークライフは、働く人の主体性の問題です。全力を尽くす方が、人生をより豊かに過ごせる可能性は高くなるだろうというシンプルが原則を表現したものです。
オーナー経営者、自営業者、フリーランスのような人たちは、比較的、仕事とプライベートが一体化した人たちです。頑張れば頑張るほど、やりがいを感じられますし、自分の人生も豊かになります。
ところが、組織で働く人は必ずしもそうではありません。望まぬ働き方が行き過ぎて、精神を病んだり、過労死したりする事例が後を絶ちません。
しかし、人生を豊かにするには、仕事とプライベートをできるだけ一体化し、全体的なやりがいを大きくできたほうが良いわけです。そのあたりをどうするかがポイントになります。